覚えておきましょう、「252」=「生存者あり」のサイン。今年最後のスポーツ報知試写会は、12/6公開の映画「252 生存者あり」でした。主演の伊藤英明さんと水田伸生監督の舞台挨拶もありましたよ。
伊藤さんが演じるのは、元ハイパーレスキュー副隊長で、妻と聾唖の娘を持つ篠原祐司。彼の兄静馬は、ハイパーレスキューの隊長。二人はともに、或る救助活動で体験した絆をめぐる葛藤″を心の傷として抱えながら、各々の道を歩んでいる…。
舞台は、震度5強の地震発生の数日後、余震治まらぬ中、超巨大台風に直撃された東京。高潮で、大量の水が瞬く間に街をのみ込んでゆく。レインボーブリッジ、お台場、銀座…、地下鉄構内までもが海中と化する。さっきまで隣にいた人が死んでいる衝撃的な状況。そんな中、地下で、娘を含む数人の人物と生き残った祐司は、救助を願い、レスキューの手腕を発揮し始める。
身近にある物で2回・5回・2回と音を鳴らし続ける。消毒液も麻酔も医療器具もない中、ケガ人に施す一か八かの賭け。頼れるものは、手足や耳と、偶然居合わせた人間同士の心だけ。「大災害に遭ったら諦めるしかない」と思いがちですが、映画を観、実際は諦めることも諦めないことも同じように苦しく難しいことが、よくわかりました。
最も大切な事は、支え合う心、その時その場で自分が出来る最大の事を精一杯する事。そして、人の命以上に大事なものは、何も存在しないという事を、つくづく感じさせられた2時間14分でした。是非、御覧下さい。 |